ハロウィンの季節になると、家族でハロウィンパーティーをする方もいると思います。
東京、大阪などでは街を上げてハロウィンをするところもあり、年々ハロウィンが流行っています。
そんなハロウィンでは「トリックオアトリート」と言ってお菓子をもらうという文化があります。
トリックオアトリートとは簡単に訳すと、「お菓子くれなきゃいたずらするぞ。」です。
今回はトリックオアトリートの本当の意味や、返事の仕方について、まとめてみました。
「トリックオアトリート」と言われたら?おすすめの返事3選
Treat!
トリートの一言で、「お菓子をあげるよ」という意味で使えます。
シンプルな返事でも、日本語じゃない分かっこいい返事に見せる事が出来るのがポイントです。
難しくない発音なので初心者でもおすすめですよ。
HAPPY Halloween
ハッピーハロウィンには「楽しいハロウィンを過ごしてね」「良いハロウィンを」などの意味があります。
子どもたちが別にお菓子をもらうわけでなく、楽しくて言ってきたのならこのお返事が正解ですね。
子供だけでなく、大人同士の挨拶にも使えるのでおすすめですよ。
have a nice trick or treat thing
”楽しいキャンディー狩りを”と言う意味があります。
子供達がキャンディーを貰いに狩りに来ている気分にする事ができる返事になっているのでおすすめです。
「トリックオアトリート」を直訳すると?
ハロウィンでは、子供達がお菓子を貰うために近隣の家に行き、「トリックオアトリート」と言いお菓子をもらいます。
海外では普通のことですが、日本ではそこまで普及はしてません。
そんな「トリックオアトリート」とは、訳するとどんな意味があるのか調べてみました。
「トリック」の意味
「トリック」は”騙す”、”いたずら”と言った意味があります。
「オア」の意味
「オア」には”◯◯または△△”という意味があります。
「トリート」の意味
「トリート」には”おもてなし”、”ご馳走”、”お菓子”、”手厚く扱う”などの意味があります。
これらの意味を踏まえて直訳すると「いたずらかお菓子、どっちにする?」という事になります。
これを意味のある訳にすると、「お菓子くれなきゃいたずらするぞ。」となります。
「トリックオアトリート」の由来とは?
ハロウィンに近隣の家に行き「トリックオアトリート」という習慣。
そもそもどうしてこのようなことをするようになったのでしょうか?
ハロウィンの始まりは古代ケルト族の行事から来ています。
古代ケルト族は一年の終わり(今で言う年末の12月31日)を10月31日としていました。
その日は亡霊が訪れて作物や子供達がさらわれると言われていました。
その亡霊から子供達や作物を守るため、亡霊を祓う「サウィン」と呼ばれる収穫祭が行われていました。
「サウィン」では祭司が”かがり火”を焚いて作物や動物を亡霊に捧げて、人々は仮面や仮装をして亡霊から身を守っていました。
「サウィン」が「ハロウィン」に変わったのはキリスト教徒がケルト族の宗教儀式をキリスト宗教儀式に変えたからと言われています。
キリスト教には11月1日に諸聖人の祝日と言う日があり、その日の前日がケルト族の「サウィン」の日でした。
そのことから、All-hallows Eve(諸聖人の日の前夜)でハロウィンと呼ばれるようになったと言われています。
「トリックオアトリート!」と言われたら?返事の仕方3選|意味や由来も まとめ
今回はハロウィンの「トリックオアトリート」について詳しくまとめました。
海外でのイメージが強かったハロウィンですが、最近では日本でも仮装パーティーなどで全国で流行をみせています。
これを機に参考にしてみてくださいね。