誰でも住んでいる地域で気になるのが、自治会の役員に任命されるのではないか、ということです。
仕事や家事で忙しいから、できれば自治会の役員は拒否したい…
ほとんどの人がそのような理由でなりたがりません。
そのため、拒否するには他に正当な理由を要求されることが多いようです。
持病があり役員の仕事をすることが無理な場合は、医師の診断書を用意しましょう。
また、親の介護をしなければならない人は、その旨をきっちりと文書にすればいいでしょう。
仕事と子育ての両立で大変なシングルマザーの場合は、はっきりとその事を伝えれば、それも大きな理由となります。
これといって説得力のある理由がない人は、自治会の役員がどうしても嫌なら、勇気をもって、徹底して断り続けましょう。
そしてどうしても拒否し続けることができない場合は、自治会を脱退しちゃえばいいのです。
自治会の役員を引き受けることも、また、自治会に参加すること自体も、強制ではないのですから。
自治会の役員はこうして辞退しよう
自治会の役員を拒否するには
自治会の役員を柔らかく辞退するには、役員の仕事ができないことへの説得力のある理由を説明する必要がありますよね。
しかし、そもそも自治会の役員は強制ではありません。
納得される理由がなくても、やりたくなければ拒否し続ければいいのです。
とにかく、嫌なものは嫌だと、はっきりと断る。これに尽きます。
また、冒頭のような理由がある場合には、その理由を正直にお伝えして断りましょう。
それでも聞いてくれないのであれば、いっそ自治会を脱退してしまえばいいのです。
自治会を脱退!?デメリットはあるの?
自治会を脱退することでデメリットもあります。
お祭りなど地域の行事に参加できなくなる、防災など地域の情報が得られなくなる、など。
ひどい場合には、周囲の住民から一斉に無視されて孤立してしまうかもしれません。
また、所定の場所にゴミ出しするのを禁止される、というケースも耳にします。
しかし、ゴミ出しに関しては自治会が禁止できるものではなく、あくまでも市町村が管轄するものであり、自治会が決定できることではありません。
単なる脅しですから、気にする必要はないのです。
自治会長の役員になるのが嫌なのであれば、とにかく毅然とした態度で堂々と断り続けましょう。
嫌な自治会の役員を押し付けられて苦痛の日々を送るくらいなら、いっそ自治会を脱退した方が、どれだけ気が楽でしょう。
自治会の役員が免除される条件とは
単に「仕事や家事が忙しい」といっても、なかなか免除してもらう条件にはならないようです。
それは住民の皆さん同じですから…。
高齢で体力的に難しい人
高齢でなくても持病があって役員の仕事をするのが無理な人
両親の介護をしている人
小さなお子さんがいるシングルの人
これらに該当する人々は、免除される条件にはなるでしょう。
常識的に考えれば、「免除される条件」とはこれくらいでしょうが、そもそも、こんなバカげた条件など考えない方がいいでしょう。
免除される条件とは、「自治会の役員を絶対にやりたくない」と考えていること、これに尽きるのではないでしょうか。
やりたくない人は、やらなくていいのです。
自治会の役員とは、そういうものではないでしょうか。
自治会の役員を拒否したい!辞退する方法や免除の条件はある? まとめ
自治会の役員の仕事は、確かにやりがいもあるでしょうが、やはり忙しいものです。
人々のお世話をするのが好きな人にはおすすめですが、当然向き不向きがあります。
そしてほとんどの人は、できれば自治会の仕事はやりたくない、と思っています。
やりたくない人は、いくら強く勧められたからといっても、無理に自治会の役員を引き受ける必要はありません。
きちんと断れるだけの理由があればもちろんですが、そうでない人も、自治会の役員になりたくなければ、とにかくはっきりと断りましょう。
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