ご祝儀袋の飾り結びって、鶴や亀などの種類があるなと最近気づいたそこのアナタ!
大人たるもの、どういった意味があるのか知っておきたいですよね?
今回は、ご祝儀袋の鶴や亀の使い方や、その意味などについてお伝えしたいと思います。
ご祝儀袋の水引「鶴結び」と「亀結び」の違いとは?渡す相手が違う?
実は鶴結びも亀結びも、どちらもおめでたい飾り結びではありますが、渡す相手には少し違いがあります。
亀結びは、いろいろなお祝い事に使われるので渡す相手を選びません。
それに対して、
鶴結びは、夫婦円満を意味するので
特に結婚祝いの時などにご夫婦に渡すものなのです。
今わかっていても、いざご祝儀袋を買う時まで覚えていられるか不安…
という方のために、今回は縁起物として私たちの生活によく登場する、”鶴”と”亀”のモチーフの意味をご紹介します。
意味までわかっていると覚えやすいですし、人にも教えてあげやすいですよね。
またなぜ長寿と言われるようになったか、本当の寿命についてもご紹介しますので、ぜひ読んでいってくださいね!
鶴”と”亀”は縁起物モチーフの代表格!意外と知らないその意味とは?
ご祝儀袋以外にも年賀状や熨斗にも使われる”鶴”と”亀”、それぞれの詳しい意味について見ていきましょう!
縁起物”鶴”の意味
まず”鶴”ですが、「鶴は千年」といわれるように長寿の象徴です。
また鶴自体が夫婦仲が大変良く、一度つがいになると一生添い遂げるといわれていたため、夫婦円満の縁起物として長く親しまれてきました。
そういえば鶴の鳴き声って聞いたことがありますか?
私は北海道に遊びに行ったときに聞いたことがあるのですが、その声の大きさにびっくりしたことがあります。
そのせいか「天に声が届く=天上界に通ずる鳥」という意味でも縁起が良いとされているのです。
結婚生活が上手くいきますようにと、祝福する気持ちがある時は鶴のモチーフのご祝儀袋や、熨斗を積極的に選んでいこうと思います。
縁起物”亀”の意味
次に”亀”ですが、こちらも言わずと知れた長寿の象徴です。
それだけでなく日本では、お金持ちがお金を瓶(かめ)に入れて貯金していたり、江戸時代にはクサガメの赤ちゃんが小さくて銭に似ていたところから、金運の象徴でもあるのです。
金運アップってどんな人にもうれしいですよね?
だからお正月などのおめでたい時はよく使われるんですね。
おめでたいのは知っていたけれど、何に良いのか意味は知らなかったのでお財布に亀のちっちゃなお守りでも入れてみようかなと思いました。
鶴と亀はそもそもなぜ長寿と言われるの?本当の寿命はどれくらい?
そういえば鶴と亀がなぜ長寿の象徴なのか?
本当の寿命ってどれくらいか知っていますか?
実は、鶴は20年~30年、
亀は種類にもよりますが30年~50年ほど
と言われています。
あれ、思ったより短くない?と思われるかもしれません。
ですが他の鳥が10年前後となので比較すると鶴は長生きです。
江戸時代の平均寿命が、30代半ば~40代くらい。
亀や鶴が人間より長生きなんてこと結構あったのかも…。
現代みたいに医療が発達するまでは、子どもの時に亡くなってしまうことも多かったようです。
鶴や亀に長寿を願ったのも頷けますし、なんだか切なくなってしまいました。
ご祝儀袋の水引「鶴結び」と「亀結び」の違いとは?渡す相手が違う? まとめ
今回はご祝儀袋の鶴結びと亀結びの違いから、鶴と亀が縁起ものである理由、実際の寿命などご紹介しました。
「鶴は千年、亀は万年」というわりに、鶴と亀の寿命が短くてびっくりですよね。
ですが昔の人の寿命を考えると、たくさんの人の思いがつまった文化です。
その思いを大切にしたいなと思いました。
是非色んな人にシェアしてみてくださいね!