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【たむけん他多くの芸能人が発症】”突発性難聴”とは?症状や実体験も

先日お笑い芸人のたむらけんじが、「高度の突発性難聴」と診断されたということについて、SNSで発表しました。

この”突発性難聴”、芸能界でも沢山の人が発症しています。

軽く挙げるだけで、堂本剛(キンキキッズ)、山口一郎(サカナクション)、浜崎あゆみ、萩原聖人、坂本龍一など。

突発性難聴とは一体どのような病気なのか、原因・治療法などまとめました。

また筆者自身、過去に軽度の突発性難聴を発症した経験がありますので、その時の体験談もお伝えします。

突発性難聴とは

ある日突然難聴が起こる病気です。何をしている最中に起こったか思い出せるくらい突然に「キーンと大きい耳鳴りがして、聞こえが悪くなった」という症状が典型例です。しかし、難聴の程度が軽度の場合は、「耳が詰まる感じ」や耳鳴りだけで難聴を自覚しない例もあります。ほとんどの場合片側の耳に起こります。出典:https://inoue-jibika.jp/

その名の通り、突然起こるのが特徴です。なんの前触れもありません。

難聴だけで、痛みは特に感じません。そのためは発症に気づくのが遅れています人もいるようです。

原因

殆どの場合、原因は不明です。

おそらくの原因として考えられるようなことは以下のとおりです。

  • 血流障害
  • ストレス
  • 過労
  • 睡眠不足

原因として明らかな出来事がある時は、以下のものが原因とされます。

  • 頭部外傷
  • 激しい気圧の変化
  • 内耳に毒性のある薬剤
  • 感染症

今回難聴を発表したたむけんさんが、考えられる原因として、「腫瘍などもなく、脳が原因ではなかっった」と発言していたのは、頭部外傷を原因として考えていたからだったのですね。

治療法

原因がはっきりしない病気のため、主に原因を血流障害とウイルス感染と仮定して治療するようです。

内耳の感覚細胞や神経が炎症を起こしたと考え、炎症を抑える効果に優れたステロイドを内服もしくは点滴で投与します。さらに血流改善薬やビタミンB12などを組み合わせて投与します。出典:https://inoue-jibika.jp/

明らかにストレスが原因と考えられる時は、自宅でゆっくり安静にします。

発症後1週間以内に、それらによる適切な治療法を受けることで、約40%の人は完治し、50%の人にはなんらかの改善がみられます。ただし、治療開始が遅れれば遅れるほど治療効果が下がり、完治が難しくなってしまうので、注意が必要です。出典:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/

難聴の程度にもよりますが、完全に完治する患者さんは、約3分の1という割合で、3分の2の人には何らかの後遺症がことがあるようです。

芸能人の方でも後遺症が残っている方がいます。早期発見、早期治療が大切です!

実際の体験談

筆者も過去に、軽度ですが突発性難聴を発症し治療を受けた経験があります。

発症はやはりある日突然でした。

左耳の、なぜか低音だけが、水の中で聴いてるような、ボワーンと響くような音に。

すぐに病院に行った所、突発性難聴と診断。

原因はおそらく疲労やストレスでは?と言われました。

ちょうど自身のプライベートに大きく変化があり、それと同時に職場では初めての役職を任された年でした。

やはりストレスと突発性難聴は何かしらの関係があるようです。

2週間ほど薬を飲んで治療し、幸いなことに完治することができました。

それからは、再発症がこわくて、ストレスを溜め込まないように注意して過ごしています。

まとめ

突発性難聴についてお伝えしました。

原因は今の所はっきりしていないようですが、多忙な芸能人でも発症者が多いということから、やはり疲労やストレスなどが大きいのかなと思いました。

早期発見、早期治療に気をつければ約4割の人は治る可能性があるようですので、少しでも聞こえがおかしいなと思ったらすぐに受診することが大切ですね。