小さくて可愛らしく、見た目も美しい金魚。
金魚を飼い、最も健康管理に必要なことといえば、金魚のおうちである水槽の掃除です。
水槽の掃除は、金魚の寿命を保つためにも大切な作業。
実は水槽はきれいに見えても、水が少し汚れていたり、金魚のご飯の食べ残しが残っていたりと、汚れていることが多いのです。
水槽に生えている苔はこれらの汚れが原因となって生えてしまいます…。
今回は金魚の水槽を簡単にきれいに保つ方法についてお伝えします。
水槽を簡単に掃除する方法|金魚を入れたままでも可能?
まず掃除の頻度ですが、水槽の大きさや金魚の数、与える餌の量などによって変わります。
なので絶対にこの頻度でやってください!ということは決められません。
ですので、日ごろからしっかり水槽を観察する必要があります。
これからご紹介する掃除や水替えの方法は、基本的な回数などになっておりますので、参考にしてみてください。
水換えについて
水換えは、月1回の頻度が良いとされています。
まず水槽についた苔を落とし、水槽の水の3分の1を捨てます。
捨てるときには、専用のホースがありますので、そちらを使うと便利です!
その後、カルキ抜きを行った水を水槽に入れて完成です。
このように水を入れ替えることで、水槽内の水質が良くなり、金魚も過ごしやすくなります。
ここで、注意してほしいのは一気に水を変えないことです。
一気に水を変えると、水質がいきなり変わり金魚にとって危険です!
3分の1という量は守るよう心がけましょう。
掃除について
掃除は、数か月に1回の頻度が良いとされています。
掃除の作業には3つあります。
1.水槽の底にある砂利を洗う
2.水槽内の器具を洗う
3.先ほど紹介した水換え です。
ただし、この3つの作業は同じ月にやらないことがポイント。
1又は2を行う場合には、金魚を水槽に入れたままでの作業は危険です。
金魚はネットで優しくすくって、別のバケツに入れてあげましょう。
金魚の水槽での理想的な飼い方|金魚鉢は金魚には過酷!?
次に、金魚にとっての理想的な環境での飼育についてお伝えします。
金魚にとっての適切な水温は15~28度と言われています。
ですが、このくらいの温度は酸素量が少なくなってしまうので、エアレーションで酸素を水槽に入れていきましょう。
また、金魚の餌をあげすぎないことも大切です。
餌は水槽を汚す原因にもなっており、水槽内の環境を悪くしてしまいます。
きちんと金魚を観察し、どのくらいの量が餌として必要なのかを見極めていきましょう。
あわせて、金魚にストレスを与えない環境づくりも大切です。
金魚にストレスを与えない方法
1.水槽内に金魚を入れすぎない
水槽の大きさと金魚の大きさにより、同じ水槽の中で育てられる尾数が変わってくるので注意しましょう。
ちなみに、一般的な30㌢の水槽なら、5㌢の金魚が3匹までが限界です。
2.振動や騒音を発さない
金魚は小さな生き物です。
私たちにとってあまり大きくないと感じる振動や騒音も、大きく感じてしまいます。
ストレスを与えないよう、あまりにも大きすぎる音は出さないよう気をつけて生活しましょう。
3.水槽内の温度を急激に変化させない
金魚は5度以上の急な温度変化で亡くなってしまいます。
ストレス以上の命の危機まで与えてしまうので、水温を常に一定に出来るように気をつけましょう。
金魚鉢での飼育はストレスフル!?
よくドラマや絵本などでは金魚鉢で飼われている可愛らしい金魚を見かけますよね。
ですが実際に金魚を金魚鉢で育てるとなると、酸素量・大きさ・騒音・温度変化、全て心配なことばかり。
見た目は可愛らしくても、金魚にとってはかなりストレスの多い環境かもしれません。
気がつくと苔だらけ!?な金魚の水槽‥簡単にきれいに保つ方法とは? まとめ
金魚を飼育していく上で大切な、水槽の掃除方法と金魚の快適な環境についてお伝えしました。
小さな生き物ですが、金魚としっかりと向き合い、こまめに金魚の状況を見ることが大切です。
あなたも小さな命と向き合いながら、金魚と楽しい生活を送ってくださいね。