とどまらぬコロナ禍に、外出時にはマスクをすることが大前提の時代となりました。
従来の不織布マスクが在庫不足でほとんど手に入れることができない今、洗って繰り返し何度でも使える、布のマスクに注目が集まっています。
アパレルブランドでもマスクを発表し始め、なんとパリのランウェイではおしゃれなマスクを身に着けたモデルたちが登場!
バレンシアガやサンローランまでもがマスクの生産に名乗りを挙げ、今やマスクは最も注目すべきファッションアイテムであるとも言えます。
今回は日本で現在購入することのできる、アパレルブランド発のお洒落なマスクについて、布マスクの利点や選び方なども含めまとめました。
布マスクのメリット・デメリット
メリット
コスパが良い
現在の不織布マスクの値段高騰も相まって、布マスクは洗って繰り返し使うことができるため、今後長期間使用することを考えると非常にコスパが良いです。
ファッションとして楽しめる
白や水色一色の不織布マスクと違い、色や柄を自由に選ぶことができるため、ファッションの一部として前向きに楽しむことができます。
フィット感がよく、ずれにくい
これはあくまで私個人の使用感からくる主観ですが、不織布のマスクって軽くて薄いためすぐにずれて、そのたびに直したりしませんか?
マスクを付けていたとしても、そのマスクを手でしょっちゅう触ってしまっていては感染防止の意味がありません。
布マスクの場合、その素材や形状により様々ではあると思いますが、不織布マスクよりもはるかに肌にピッタリとフィットする感じがあり、ほとんどずれません。
鼻あて部分にワイヤーが入っている布マスクがよりズレにくいかと思います。
デメリット
感染防止力が弱い
不織布よりも布のほうがはるかに網目が荒く、飛沫粒子を通過させてしまう可能性が高いと言われています。
この点に関してはかなり致命的ではありますが、最近はマスクと口元との間に挟む、マスクフィルター、マスクインナーといったものが販売されています。
またティッシュやキッチンペーパーなど、紙製のものを間にはさんで使い捨てで交換して使うという案もあります。
毎回洗う手間がかかる
布マスクは毎日、使ったら洗う必要があります。また洗い方も、できれば手洗いが推奨され、乾燥機も使用不可です。
ただこれは毎日の日課としてしまえば、そこまで苦になるものではないかなと思います。
選ぶ際のポイント
素材をチェック
それぞれ個人の、大切にしたい点によって、選ぶべき素材も変わってくると思います。
例えば肌に優しいものを、ということであれば、ダブルガーゼやシルク製がおすすめです。
洗う手間を少しでも省きたい、ということであれば、洗濯すると縮んだり皺になりやすかったりするリネン素材は避けるべきでしょう。
マスクインナーなど無しで感染防止に重きを置くのであれば、ポリウレタンなどのほうがフィルター性能が高いようです。
おしゃれな布マスク販売のブランドまとめ
nest Robe ネストローブ

https://store.nestrobe.com/
雑誌リンネルでも多数掲載される人気ブランド。
国内自社工場にて、作られたマスク。シンプルかつ洗練されたデザイン。
全てリネン100%のため、これから蒸し暑くなる季節でも、爽やかにつけていることができそうです。
キッズSサイズ、キッズXSサイズまであり安心。
値段は大人用で税込1,650円です。
Porter des boutons ポルテデブトン

https://shop.porter-des-boutons.com/
シンプルかつ可愛らしいアパレルブランド。
リバティプリントがなんとも素敵なダブルガーゼのマスク(日本製)と、シンプルシックなリネンのマスク(中国製)、2種類が販売されています。
こちらも大人用と子ども用が用意されています。特に女の子お子さんは、可愛いリバティのマスクなら喜んでつけてくれそうです。
値段は、ダブルガーゼが大人用税込1,430円。リネンが大人用税込1,100円とお手頃価格です。
Ripo trenta anni

https://www.ripotrentaanni.com/
岡山デニムを中心に販売しているブランドです。
デニムを彷彿とさせる生地でできた、日本製のマスク。
内側にはガーゼを貼り付け、肌触りを優しくする工夫もされているようです。
3D裁断で顔にフィットする工夫も。
値段は大人用で税込1,100円。子供用もあり。
Supermoda スペルモーダ

https://spermoda.thebase.in/
シンプルでいてスタイリッシュな大人のエレガンスをテーマとしたブランド。
国内原料、国内生産の綿100%の、シンプルでスタイリッシュなマスクです。
4/25現在完売となっていますが、今後の再入荷に期待です。
値段は650円。子供用もあり。
tamaki niime

https://www.niime.jp/
企画、綿の栽培、染め、織り、編み、縫製、仕上げ、販売までを自社で全て行っているブランド。
色・柄おまかせ、一点物の予約制マスクです。
外側織生地で内側カットソーの「タマスク」と、両側コットンニットの「にっタマスク」を販売。
あえて結んで使うデザインの紐もおしゃれ。
値段は2,000円。
SkinAware スキンアウェア

https://skin-aware.com/
高品質のオーガニックコットンで作られたワンマイルウェア・ランジェリーを販売しているブランド。
オーガニックコットンと抗菌機能を持つ生地の、3枚仕立てのマスクです。
4/25現在完売となっていますが、今後の再入荷に期待です。
値段は税込3,960円。
まとめ
洗って使える布マスクの、各アパレルブランドでの販売についてお伝えしました。
驚くほどおしゃれで洗練され始めたマスクたち。もはやファッションの一部です。
また、今回ご紹介したマスクはほとんどが国内原料。国内生産。日本のアパレルブランドの底力を感じますね。
あくまでも感染防止のものであるため、性能や取り扱いには注意しつつも、明るく楽しくマスクを選ぶことができたら良いですね♪