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大塚国際美術館に行ってみた感想|世界の名作の展示方法が画期的!

徳島県のおすすめレシャースポットについてお伝えします。

 

徳島県鳴門市にある大塚国際美術館。

建物のほとんどが山の中にあり、興味深い構造になっています。

行ってみたい美術館ランキングでも、常に上位にランクインしています。

私としても、人に勧めるほどお気に入りの美術館です。

今回は、大塚国際美術館についてまとめました。

大塚国際美術館の感想と見どころ・滞在時間

大塚国際美術館の見どころ

西洋壁画1000作品以上が実物大で複製

大塚国際美術館では、陶板化技術という特殊な技術によって、1000余点の作品を2000年経っても色があせないように再現しています。

その1000余点の作品とは、古代壁画から世界26か国・190余の美術館が所蔵する現代壁画まで実に様々。

全てオリジナル作品と同じ大きさに複製されています。

日本にいながら、世界中の有名美術を見られるなんて、ありがたいですよね!

2000年も経年劣化しないなんて、素晴らしい技術です。

3つの展示方法が楽しめる

大塚国際美術館では、3つの展示方法が楽しむことが出来ます。

環境展示

古代遺跡や教会などの壁画を環境空間ごとそのまま再現した、今までにない臨場感を味わえる立体展示です。

主な環境展示作品
システィーナ礼拝堂天井画および壁画

スクロヴェー二礼拝堂

聖マルタン聖堂壁画

秘儀の間

モネの「大睡蓮」 など

系統展示

古代から現代に至るまでの西洋美術の変遷が美術史的に理解できるように順を追って展示しています。

主な系統展示作品
【古代】ギリシャの壷絵、ボンベイの壁画、モザイク画など

【中世】イコン、聖堂の壁画など

【ルネサンス】ボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエッロなど

【バロック】レンブラント、ベラスケス、ゴヤなど

【近代】ターナー、ミレー、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、ムンクなど

【現代】ピカソ、ミロ、ダリ  など

テーマ展示

人間にとって根源的かつ普遍的主題など、時代を超えて古今の画家達の描いた代表的な作品を展示しています。

主なテーマ展示
空間表現

食卓の情景

トロンプ・ルイユ(騙し絵)

家族

運命の女

生と死

レンブラントの自画像 など

西洋美術を深く知るためには、もってこいの展示方法ですね。

美術館というとどうしてもお堅い印象になりがちですが、新感覚の展示法でどんな人でも楽しむことが出来ます。

私は何よりも、展示が豊富で、教科書で見たことのあるような作品を見ることができることに感動

特に、システィーナ礼拝堂天井画は規模の大きさに圧倒されました。

写真撮影も可能でしたので、たくさん撮りました。

作品の色が綺麗ですので、きっとインスタ映えしますよ♪

ですが正直、作品数が多いため、回るのに疲れます

見たい作品から回るのも手です。

大塚国際美術館の滞在時間はどのくらい?

大塚国際美術館の全作品をみる場合、

・音声ガイドなしだと、2~3時間

・音声ガイドありだと、半日以上 かかります。

ゆっくり写真を撮ったり、椅子に座って休憩したりしながら回ると2、3時間はあっという間でした。

公式サイトにも載ってあるマップには、滞在時間の短い方のために有名な作品だけを回るコースも紹介されていますが、それでも1時間半はかかるようです。

 

また、大塚国際美術館は、アクセスが若干不便。

徳島県の他の名所を訪れたい方は、時間管理に要注意です。

例えば、近くに渦潮クルーズ乗り場があるため、時間をうまく使えば、うずしおも見ることが可能。

その場合、うずしおの時間は午前中なので、お昼前後から大塚国際美術館に行くことになると思います。

ただ、美術館はお昼から混むため、計画が必要です。


大塚国際美術館のお土産で人気・おすすめベスト3

限定オリジナルミニ陶板

大塚国際美術館のお土産の中でも、もっとも多くの人に選ばれ購入されているものです。

陶板名画を家に持って帰って、飾ることが出来ますよ♪

ムンク阿波和三盆糖

徳島県で江戸時代から伝わる手法で作られた阿波和三盆のお菓子です。

人気の「ムンクの叫び」を友達や家族、同僚にお裾分けしましょう!

ヒマワリ和三盆

大塚国際美術館の大人気のゴッホの「ヒマワリ」がモチーフになっています。

ゴッホの自画像の周りに、ヒマワリが飾られていてユニークなお土産です。

香川県の和三盆を100%使用しています。

 

この3つは、定番中の定番商品です。おさえておけば間違いなし!

まとめ

大塚国際美術館についてお伝えしました。

美術館の雰囲気が苦手、という人にも、ぜひ行ってみてもらいたい、素敵な場所です。

美術の世界に足を一歩踏み入れるきっかけになる、そんな美術館だと思います。