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熱帯魚の飼育って正直大変?温度管理や餌やりの押さえるべきコツとは

水槽の中で自由に泳ぐカラフルな熱帯魚。

可愛らしい姿に、こちらまで元気になります。

しかし、熱帯魚は金魚などと違い、「大変じゃないの?」と思うのではないでしょうか?

熱帯魚の飼育は、押さえておきたいポイントさえ分かれば、そこまで大変ではありません。

そこで今回は、熱帯魚の飼い方について、押さえるべきコツを簡単にまとめました。

熱帯魚は冬の水換えの温度に要注意!

熱帯魚は名前の通り、本来は「熱帯」に住む魚です。

熱帯ということは日本よりははるかに暖かく、冬も寒いことはありません。

例を挙げるとするなら、南米やオーストラリアの北の方などです。

確かに、日本と気候が異なります。

熱帯魚の普段の温度管理

そこで、水槽などの温度管理が大切になってきます。

基本的に熱帯魚に適した水温は24~28℃

種類によっては、30℃近い水温が良い魚もいます。

これは個体差があるので、熱帯魚を購入するときに、ペットショップの店員さんに聞いてみるのもいいかもしれません。

 

さて、このような30℃前後の温度を保つのは、冬はかなり難しいと思うのではないでしょうか?

そこで、水槽用のヒーターを使用しましょう。

このヒーターを使うことで水温を暖かくすることができるので便利です。

ぜひ、熱帯魚を飼育することになったら購入するようにしましょう。

熱帯魚の水換え時の温度管理

また、熱帯魚の冬の水換えは温度変化が生じて危険です。

小型の熱帯魚は温度差によるショック症状を起こす可能性があり、そのままなくなってしまう場合もあります。

そこで、換える水にはポットや鍋で沸かしたお湯を入れて出来るだけ水温を温かくします。

熱帯魚にショック症状を発症させないようにしましょう。


熱帯魚の餌やりの回数は一体どれくらいがベスト?

熱帯魚を飼育するとなったら気になるのは餌についてです。

餌やりの回数や量、何を与えるかなどをお伝えします。

熱帯魚の餌の種類

まず、熱帯魚の餌の特性は2種類に分類されます。

それは、沈下性と浮遊性です。

水槽の底の方にいる種類の魚の場合は、水面に浮いている餌を食べるのが苦手です。

沈下性の餌を与えるようにしましょう。

 

また、餌の種類も複数あります。

顆粒のフレークである「人工飼料」

生きた生物をそのまま与える「生き餌」

生き餌を凍らせたり、乾燥させたりした物もあります。

人工飼料や生き餌を乾燥させた物は消費期限があります。

生き餌は熱帯魚たちが喜んでくれますが、見た目がちょと…なので、自分に合った餌を見つけましょう。

熱帯魚に与える餌の量と回数

それでは次に一回の餌の量について見ていきましょう。

餌の量は魚の種類によって異なりますが、魚が2~3分以内に食べきれる量と言われています。

少し実感が湧きにくいですが、人間の感覚で「かなり少ないな」と感じるレベルで構いません。

 

基本的に熱帯魚の1日の餌やり回数は、1~2回と言われています。

あまりにもあげる回数を増やしすぎると、水質の汚染や水槽内の苔の発生が。

最悪の場合、魚たちが亡くなってしまうこともあるので注意しましょう。

 

魚にも餌の好き嫌いなどの個人差があるので、しっかり観察しながら、きちんと向き合って飼育しましょう。

まとめ

さて、熱帯魚を飼育するうえで大切な水換えについてや、餌やりで押さえておきたいポイントについてお伝えしました。

水温を高めにしたり、餌の種類が豊富だったりと、少し手間がかかるなと思うかもしれませんが、私たちが過ごしている温帯ではない所で住む魚なので、これも必要です。

熱帯魚たちと楽しい生活を送るためにも責任をもってお世話するようにしましょう!