//

「MIU404」第5話〈夢の島〉感想|『感電』の秀逸なタイミング

回を重ねるごとにどんどん面白くなってくる、金曜ドラマ「MIU404」。

第5話の感想や考察、第6話の展開予想についてお伝えします

「MIU404」前回の内容

前回はミムラがゲスト出演し、絶望し盗んだ1億円を、貧しい国の女の子たちへ寄付するという結末の、まさに「ミリオンダラー・ガール」な話でした。

桔梗隊長の過去や、エトリの存在など、気になる点が山盛りの前回でした。。

↓第4話感想はこちら↓

「MIU404」第4話〈ミリオンダラー・ガール〉感想|志摩さんの目が!

「MIU404」第5話〈夢の島〉あらすじ

日本人店員が勤務するコンビニを狙った強盗事件が同時発生する。伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)は、現場周辺の店舗でコンビニ店員に扮して張り込みを行うが、なんと、その店舗も強盗に襲われてしまう。さらに付近の店舗も次々と強盗に襲われるが、マークしていた捜査員によって一斉に確保される。犯人は外国人で、その大半が低賃金で労働する元技能実習生だった。

伊吹と志摩も同様に犯人を捕まえるが、二人に仕事を教えた留学生のマイ(フォンチー)が勤務する別店舗では、犯人を取り逃がしていた。その一件が発端で、マイに共犯の容疑がかかってしまう。伊吹と志摩は、マイの関係者から話を聞くために彼女が通う日本語学校の事務員・水森(渡辺大知)を訪ねるが…

そんな中、伊吹は恩師であり元刑事の蒲郡(小日向文世)に会いに行く。今は外国人支援センターで働く蒲郡から外国人労働者の実態を知った伊吹は、思わぬところから事件の真相に迫ることになるのだが…

出典:https://www.tbs.co.jp/



「MIU404」第5話感想・考察

留学生問題の深い闇?

今回は留学生問題がテーマでした。

母国の借金をもとに、最低賃金以下・長時間労働・週6勤務させられる留学生たちの問題。

留学生・実習生の名目で低賃金で労働させている数は、「こんな小さな島国で世界で4番めの多さだ」そうです。

私自身、この話を聞いてもイマイチわかりませんでした。

日本は、犯人の水森があんなに叫び散らすほど、そんなに悪いことをしているの?

これは多分、知る人しか知らない問題だからなのかな、と思いました。

それくらい、もしかしたらこの問題は闇が深いのかもしれません。。

それにしても、ホント毎回切り口が鋭い脚本!

若者代表?として最近活躍しつつある久重

最初の頃は少し気取ってばかりであまり活躍してこなかった久重(岡田健史)。

前回からちょっと活躍してきていませんか?

前回・今回と、犯人のSNSをじっくり分析してお手柄を上げていますよね。

いつも熱くならず、SNSに強い。

現代の若者代表みたいな役だなと思いました。

でもお手柄上げて興奮した後の福岡弁は可愛かったです。

でもやはりいちばん可愛かっこいいのは伊吹。

↓今回伊吹着用のTシャツはこれ!↓

渡辺大知(黒猫チェルシー)の光る演技

ずっと楽しみにしていた、渡辺大知くんのゲスト出演。

今回の役ではまさかの犯人役でした。

現在活動休止中のバンド黒猫チェルシーのボーカルですが、演技も昔からなかなか良いんですよね。

映画「色即ぜねれいしょん」に出演した時からずっとファンの私には、嬉しい活躍でした。

『感電』の流れるタイミングが毎回絶妙

前回くらいから感じていた事ですが、エンディングで『感電』のサビが流れる瞬間がいつも絶妙です。

前回は、透子が1億円のダイヤを乗せたトラックを見つけた瞬間に、サビの「たった一瞬のこの煌めきを」が流れるという秀逸っぷり。

そして今回も、水森がマイちゃんと一緒に、日本の美しい自然をそれぞれ違う気持ちで眺める瞬間でのサビでした。

次回以降もそんな『感電』と映像のコラボが楽しみです。

↓『感電』アルバム8月5日販売 予約受付中↓

菅田将暉再来

最後に、成川岳がRECと繋がりました。

「助けてください」とは、何があったのでしょうか。

近いうちに菅田将暉が再来する予感です。

ですが、次回は志摩の過去がメインのようなので、再来はもう数話先かな?と思います。



「MIU404」第6話の展開予想は?村上虹郎に期待!

今回のラストで、とうとう伊吹が、志摩が「相棒殺し」だという事実を知ってしまいました

5話での、ウイスキーで蘇るトラウマみたいなシーンも印象的でしたよね。

次回では一気に志摩の過去が明らかになりそうです。

そして「志摩に殺された」相棒を演じるのは、村上虹郎

毎回新しい出演者がそうそうたるメンバーで、次回も楽しみです。

「MIU404」第5話〈夢の島〉感想|『感電』の秀逸なタイミング まとめ

「MIU404」の第5話についてお伝えしました。

なかなか難しいテーマで、何となく胸にスッキリしないものが残る回で、良い意味で印象的でした。

『感電』の存在感も回を重ねるごとに強くなってきています。

第6話も楽しみです!