家庭でも育てやすい野菜の1つとして知られているミニトマト。
育てている方も多いのではないでしょうか?
しかし、そんなミニトマトですが、虫がついて困るという経験も少なくないと思います。
虫がつく野菜は良い野菜の証拠と言いますが、虫は葉や実を食べつくしてしまい、せっかく育てたトマトが被害を受けてしまいます。
虫よけをするにはやっぱり農薬を使うのが1番なのかなと思いがちですが、農薬以外にも身近なもので虫よけをすることが可能です!
そこで今回は、ミニトマトの虫除け剤の1つである、お酢を紹介していきたいと思います!
ミニトマトにつく害虫は木酢酢(もくさくす)で駆除しよう
実際お酢に虫除けの効果はあるの?と思う方も多いかもしれません。
なんとお酢は殺菌効果があるとされ、農林水産省から特定農薬として認められているのです!
これなら、虫除けとしてお酢を使うのは納得できますね。
今回は、お酢の中の木酢酢の使い方について紹介したいと思います。
ちなみに木酢酢は木酢液という名前で呼ぶこともあります。
木酢酢という単語自体、耳慣れない方が多いかもしれません。
木酢酢は、木炭や竹炭を焼くときに出てくる、水蒸気や煙を冷やして液体とした物です。
この液体は茶色っぽく、蜂蜜のような色をしており、燻製のようなにおいがします。
では、この木酢酢はミニトマトの害虫を寄せ付けないために、どのように使っていけばよいのでしょうか?
木酢酢の使い方
虫除け木酢酢の使用量
量としては、原液の300~1000倍薄めて使うのがセオリーです。
目安‥‥2lペットボトルに原液をティースプーン1杯
使い方
希釈して作った木酢酢をトマトの葉や茎に霧吹きで吹きかけるだけ!
簡単ですよね。
また、この木酢酢は虫除けだけでなく、野良猫除けなどの効果もあると言われているので、おすすめです。
この木酢酢は、ホームセンターやネットショッピングなどで購入することができるので、ぜひ購入してみてください。
ミニトマトの虫除けにはハーブもおすすめ?
さて、木酢酢を使ったミニトマトの虫除けについてでしたが、次はハーブを使った方法をお伝えします。
ハーブは農薬を使わずに無視を寄せ付けない方法として注目を集めている方法でもあります。
その方法とは、ハーブ類と野菜をうまく組み合わせて一緒に植えるというものです。
この方法は「コンパニオンプランツ(共生作物)」として互いに良い影響を及ぼし成長していくと言われています。
しかし、この方法には欠点があり、ハーブを植えることで完全に害虫がミニトマトにつかないようになるわけでなく、少なからず虫はついてしまいます。
また、農薬のように即効性がないことも欠点であると言えます。
ですので、ミニトマトとハーブを一緒に楽しみながら育てていくという形になります。
続いて、トマトと一緒に植えるのに最適なハーブを詳しくお伝えします。
トマトと相性の良いハーブ
イタリアンパセリ
トマトなどの代わりに虫を引き寄せます。
このハーブはアブラムシに対する対策になります。
バジル
コナジラミやハエ、蚊、アブラムシに有効です。
また、バジルは水をたくさん吸収するため、一緒に育てたトマトは甘いトマトになりやすいと言われています。
ぜひ、甘いトマトを作りたい場合は植えてみてください。
マリーゴールド
マリーゴールドは花であるというイメージが強いかもしれませんが、葉の匂いに防虫効果があります。
マリーゴールドを使うことで、トマトにつくオンシツコナジラミを防いだり、その他多くの害虫も防ぐことができます。
ほかにも、ミントやレモンバームなどのハーブも効果があります。
ぜひ、たくさんのハーブを楽しみながら、虫よけにトライみてくださいね。
家庭菜園ミニトマトの虫除けにはお酢がベスト?木酢酢を使った虫除け法 まとめ
さて、ミニトマトの防虫方法に見てきました。
木酢酢やハーブを使っての方法を紹介してきましたが、どれもホームセンターなどで買いやすい物なので、ぜひ使ってみてくださいね。
おいしいミニトマトを作るために、楽しくひと手間加えてみませんか?