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【夏の蚊対策・屋内版】赤ちゃんにも安全な蚊とりって?商品や成分を分析!

夏の蚊対策、前回の記事に続き、今回は屋内版です!

屋内なので、対象は”蚊”に限定して、おすすめ商品を探していきたいと思います。

ポイントは、赤ちゃんや子どもでも安心して使えるもの

成分の安全性などについても詳しく分析して、今年こそ安眠できる夏の夜を!

主な蚊とり剤の成分【屋内編】

今回は屋内という比較的面積の狭い場所で使うものなので、

薬剤を使うもののほか、家電などいろいろな種類の蚊取りが考えられそうです。

まずは薬剤を使うタイプの場合ですが、

成分は主に2つ天然除虫菊成分と、ピレスロイドです。

それぞれの成分の安全性はどうなのでしょうか?

除虫菊(天然成分)

除虫菊とは、天然の植物で、殺虫成分が含まれています。

世界各国で昔から使われてきた成分です。

この除虫菊、なんと見た目はマーガレットにそっくり!とっても可愛らしいみたいです。

除虫菊の主な殺虫成分はピレトリン。

このピレトリンは昆虫に対して、神経にダメージを与えるものです。

哺乳類や鳥類は、このピレトリンが体に入ったとしても即分解され排出されるので、ほとんど害はないと言われています。

ただしピレトリンのアレルギーがまれに起こる可能性があり、過去にはなんと死亡例もあるようなので、一概に安全とは言えません。

ピレスロイド

天然の除虫菊の成分・ピレトリンを真似して、人工的に作られた化合物です。

効果はピレトリンと同じで、昆虫(魚にも効いてしまいます)に効き、人間にはほとんど害がないと言われています。

ただしこちらのピレスロイド、化学合成物なだけあって、種類によっては時々安全性に不安のある報告が。

天然のピレトリンよりもより有毒で、哺乳類に対する影響も強いとする考え方もあります。

日本中毒情報センターによる報告では、次のような事例が見られたようです。

・兄からピレスロイド系殺虫剤を顔面に噴射された1歳男児が、目の赤みといった症状があり経過観察

・トイレにてピレスロイド系殺虫剤を5分間使用し吸入した35歳男性が、顔面蒼白、嘔気、上半身のしびれといった症状があり経過観察

出典:https://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/03/h0330-4f.html

薬剤はどれをとっても副作用がつきものなので、仕方ないと言えばそうなのですが、

今回は「赤ちゃんや子どもでも安心して使えるもの」がテーマです。

これを考えると、成分としてはピレスロイドよりも天然の除虫菊のものを選んだほうが安心しますね。

子どもでも安心なおすすめ蚊取りグッズ【屋内編】

ということで、今回は、

天然の除虫菊が使われている商品

を探したいと思います!

天然除虫菊 金鳥の渦巻 ミニサイズ20巻

KINCHOが原点に立ち返り、天然成分100%で作った除虫菊の蚊取り線香です。

20巻入で税込487円(Amazon販売価格 5月13日現在)

ピレスロイドの蚊取り線香よりも刺激少なめ。

一巻きが小さく約3時間分ということで、途中で折ったりする手間もいらないのも何気に便利です。

ただ蚊取り線香全てに言えることですが、

煙が出るので、気管の弱いお子さんなどにはあまりおすすめできないかなと思います。

天然除虫菊 水性キンチョール 300ml

同じくKINCHOのものですが、こちらは天然の除虫菊成分を使ったスプレーです。

税込709円(Amazon販売価格 5月13日現在)

実はこれ、知り合いに勧められて去年から使い始めてから、かなーり重宝しています。

こちらは蚊取り線香や電気式の蚊取りのように、常時薬剤を部屋に充満させるのではなく、

蚊に気づいた時にシュッとするものです。

これがとくに活躍するのが夜。

今まで、どうしても薬剤を部屋中に充満させるのが嫌で、夜寝室で蚊の音に気づいたら、倒すまで眠れない。

やっと見つけたとしても、どんなに素早く叩いたつもりでもなかなか捕まえられない。

このスプレーがあれば、見つけてしまえばもう最後、一回シュッとするだけで、簡単にやっつけることができます

私のようなタイプの方には、これはかなりおすすめです。。

ちなみにこちらは蚊だけでなく、ゴキブリやマダニなど、ほかたくさんの虫にも効果あり

更にシンプルで部屋になじむお洒落なパッケージと、良い所だらけです。


以上です。。

天然の除虫菊成分を使っている商品って、すごく少ない!!

私の調べた限り、蚊取り線香タイプか、スプレータイプ、この2種類しかありません。

ワンプッシュするだけで蚊がいなくなるやつとか‥天然除虫菊で作るのは難しいのでしょうか

ということで、薬剤を使わないタイプも探してみました。

シャープ 蚊取り機能付き空気清浄機

LEDで蚊を引き寄せ、フェンで吸い込み、粘着テープに張り付かせ捕獲するという仕組みの蚊取り器です。

税込27,709円(Amazon販売価格 5月13日現在)

同じようなタイプの蚊取り器を探すと、1,000~3,000円台で買うことのできるタイプも。

しかしそれらはどれも聞いたことのないようなメーカーばかりで少し不安です。

なんと、天下のシャープが蚊取り器を作っていたとは全く知らず、驚きでした!

ちなみにこちらは

空気清浄機も兼ねていて、一石二鳥のかなり素敵な商品です。

もし蚊に悩まされていて、ちょうど空気清浄機も欲しかった!なんて方にはぴったりかなと思います。

赤ちゃんでも安心して使える蚊取りは貴重!

赤ちゃんや子どもでも安心して使える蚊取りグッズについて、今回は屋内版でお伝えしました。

成分を調べると、赤ちゃんがいるお部屋でも、心から安心して使える商品って少ないです。

なるべく家の中に蚊が入らないようにするところから、気をつけたいですね!